ポンチョ

南米アンデス山地に住むインディオが経糸に太い綿糸、
緯糸に太い紡毛糸用いて織った平織りまたは綾織り
綿毛交織(ポンチョクロス)のことを本来いうのですが、
この織物を使い、中央部分に穴を開け、首元にスリットを
入れるなどして首を通しやすくし、前後に余った布を
垂らして着用する貫頭式外衣(かぶり式)を
スペイン人が間違って伝えたことから、現在では、
こういったかぶり式の衣服形式をポンチョと総称するように
なりました。

このポンチョは現在多くの人に愛用されており、
厚手な毛布状の布地を使った防寒着として、また
防水布などを用い合羽型に作った防寒コートなど、
多様な素材を用いたポンチョが作られています。

※縦に細長く切る、縦に細長く入れられた割れ目のことで、
上着の袖口や裾、スカートやズボンの裾にあけられた長いあきのこと。
装飾的にあけることも多いが、スリムなシルエットのときに運動量を
加えるためにあける。あき部分での重なりのないのが普通である。