ラウンジスーツ
主にイギリスにおいて使われる言葉で、背広全般を意味する。もともとは、現代の原型として1820年ごろ、にあらわれた男子服のことでラウンジジャケット、3つ揃い感のラウンジスーツへと徐々に変化して、現代の型に定着した。もとは日常的に着用するものとして、フロックコート対して着られるようになったもの。非公式な場で着用され、ジャケット・パンツ・ベストの組み合わせはビジネススーツの原形。
上着がゆったりしていて、気楽に着られるところから、アメリカではラウンジジャケットを、サックコート背広全般をサックスーツと呼んでいる。これは「袋のようにゆったりした上着」の意味を含んでいる。
サック・スーツのスタイルはアメリカン・スタイルを代表するシルエット。
※サック・スーツ
サックは袋の意で、転じてゆったりとした上着をさす。サック・スーツはシングル・ブレストで全体にゆったりした背広のこと。