リンディ
ジーンズのスタイルの1種。幅広のウエストバンドで、バギーパンツのようなシルエットをもったもの。裾には幅広の折り返し(カフス)が付けられ、プリーツ(タック)がとられることもある。パンツの裾をダブルとするのはオックスフォードバッグスの影響があるのでしょうか。
リンディの名称は1927年ニューヨーク~パリ間の大西洋無着陸横断に初めて成功した、チャールズ・リンドバーグにちなんだ名称ともいわれています。ジーンズにも20年代ルックが影響してる証拠である。
20年代ルック、1920年代調ファッション・トゥエンティーズは、第一次世界大戦後、女性の社会進出が広まったため、レディーススーツなど女性ファッションを中心に変化が見られるようになります。基本は活動的で動きやすいシルエットの傾向で、ルーズウエスト、ローウエスト、ショート丈のスカートなどが特徴的。ギャルソンヌルックもこの時代のものになります。
※バギーは<袋のような、だぶだぶの>の意味で、幅広でゆったりとしたシルエットが特徴のパンツ。全体のシルエットは、ストレートなもの、先細り(テーパード)なもの、裾を絞ったものなどさまざまな形がある。