ベントの深さ指定

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ベントというのはジャケットの真ん中で切れているセンターベント
両脇で切れているサイドベンツのことですが、このベントの深さを
ご指定いただくことができるんですよ。。
当サイトのカスタムライン、ビスポークラインほか全ての縫製ラインで
この深さ指定をしていただくことができますので、ご注文の際には
オーダーフォーム備考欄にご記入下さい。
思い切って短くしてしまえばコンポラ調ですし、深いサイドベンツも
なんだかヒラヒラして余計に足長に見えるのちょっとかっこいいですよね。。

このベントは、乗馬の際の機能的なデザインが由来とされるところから、
「馬乗り」とも言われ、動きやすいように腰まわりを楽にするためのもの。
ジャケットのまわり寸法にゆとりがある場合には、装飾的デザインとも
いえますが、ベントが開いてしまうほどタイトに絞り込んだスーツ
場合には、逆にないと腰まわりがきつくて入らないことになってしまいます。

ベントの標準的な長さはジャケット着丈に対して、3分の1程度。
75cmのジャケット着丈なら25cm程度ということになりますが、
浅めのベント丈とする場合、10cm程度短くし、25cm→15cm
というのが目安です。
また、ロングジャケットなどの場合には、着丈が長くなる分、
自然とベント丈も長く調整されることになります。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ジャケットのシワについて

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【A】以前、素材の良さに引かれて素材の割りに低価格(¥39800)の
既製スーツを購入した後、暫くしてから上着に皺が寄ってしまい、
何故だろうと色々調べてみた所、どうやら「裏打ち」が関係している
ことがわかりました。
インターネット上で、オーダスーツ販売のホームページは多々ありますが
同様の質問を送信し、数ヶ月経っても回答が無い所がありましたので、
「購入するなら安心出来るショップ」でと思い、掲示板に掲載させて頂いた次第です。

【Q】「裏打ち」は、オーダージャケットオーダースラックスなど
生地にある程度の厚みは張り感を持たせるために、生地表の裏面に別布等を
当てて補強する縫製作業のことになります。
この裏打ちをすることにより、衣服のシルエットが美しく保たれ、
縫い代などが生地表に当たりじわ等ととなってあらわれることがありません。
また、この裏打ちは、生地の透け感を防止するためにも行われます。

裏打ちに用いられる布は、その用途によって使い分けられることに
なりますが、ウール地にはやわらかめな接着芯のほか、木綿、オーガンジーなど。

オーダースーツに用いられる服地は、製織に用いられる上質な繊維、
強い打ち込みによるハリ・コシ感からご着用中のシワ防止、
アフターケアも楽にご利用いただけます。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ゴージラインって?

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ジャケットの衿をよく見ていただきますと、
上の衿と下の衿とを縫い合わせて作られていることが
わかるかと思いますが、その縫い目のことをゴージラインと言って、
流行によりこの高さが左右します。
今のハヤリは、ゴージライン高めですね。。
オーソドックスなレギュラースーツを標準として、クラシコイタリア調スーツ
ゴージラインが高め、ブリティッシュスーツもレギュラースーツよりも高めです。
ジャケットシルエットから、各シルエットのゴージラインの概略を
ご確認いただけます。

このゴージラインはジャケットのシルエットや印象に大きな
影響を与えるものなので、その高低はオーダーでご注文を
いただく際に、気になるところ。。
例えばクラシコスーツやブリティッシュスーツなど、普通に
ご注文をいただく場合には、そのシルエットにあったゴージラインが
標準セットされ、基本的には変更することができないのですが、
レギュラースーツのみは、ゴージラインの設定を3種類程度の
中からお選びいただくことができるようになっており、
基本パターンならではの応用力の高さを発揮してくれます。

レギュラースーツは、全年齢対応型のオーソドックスなジャケット
シルエットとなりますが、その時のトレンドを取り入れたスタイル
となっているため、若い方にも充分満足していただける仕様となって
いるのですが、フォーマルを含め多くのシーンごご着用いただくご用向き
を前提としているため、少し大人しめ。
ゴージラインも標準では低めのものがセットされているため、クラシコ
ほどではないが、もう少し高めのものを・・、というときなどに
ご変更いただくと良いと思います。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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アジャスターって?

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アジャスターは礼服などのパンツのウエスト部分につける
スライド式の調整ベルトのことをいいます。
これをつけておくと、例えばウエストが80cmの方の場合には、
72cm~88cmまでの前後4cm計8cmの調整が可能となります。
季節によるウエスト寸法の変動の激しい方や、
礼服など長期にわたって着用する衣服の場合には、
その間のウエストの伸縮も考えられますので、つけておいたほうが便利です。
また、Pitty Savile Rowでお仕立ていただく礼服でもオプションとして
お選びいただくことができます。お考え次第ですが、ウエスト変化など
必要が生じたとき、ウエスト調整をすれば良いという方もいらっしゃいます。

パンツのウエスト寸法を変化させることができるアジャスターのしくみは、
パンツ脇の斜めポケット上端に付けられたアジャスタ金具を、パンツ帯上で
スライドさせることで、ウエスト寸法調整ができるのですが、この際、
脇斜めポケットの角度は寸法に応じて変化することになり、一番細いウエスト
寸法のときには、脇ポケットは垂直に、一番大きいウエスト寸法のときには、
脇斜めポケットの角度は鋭角に変化します。
このアジャスタは、パンツ腰帯の一部として作られるため、ベルトを
すれば見えなくなり、ビジネススーツに付けられていても、不自然さは
ありません。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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衿穴について

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Q:衿型がフィッシュマウスでも、社章をとめる切れ目(名称がわかりません!)
はありますよね?
社章着用が義務づけられている職場なのです。

A:お問い合わせありがとうございます。
下衿につける穴を衿穴といいます。
飾りで穴を開けない場合を眠り穴などといいますが、
社章をつけるのでしたら穴は開いていないとまずいですよね。
社章がつけられる穴あきの衿穴でお作りさせていただきますね。
ありがとうございました。

この衿穴は、バッチや社章などを付けるために使うほか、
別名にフラワーホールという名前もあり、花を挿すなどした
装飾目的にも使われます。
ラペルピンなどメンズアクセサリーを代わりに止めたり、
オーダースーツ的には、ジャケットの袖穴やフロント穴などと同様、
穴かがりの糸を、色糸指定などして飾り縫いをするということも
よくあります。

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シロセット加工って?

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夕方から翌朝にかけて、シロセット加工という
パンツの折り目(クリース)の消えない加工を施します。
この加工は生地の平らな面に対しても携帯安定的な加工を施しますので、
この加工を施したスーツはシワになりづらく、その回復にも効用があります。
これは昔でいうところの万年ラインで縫製ラインによって、
同様の効果が得られる加工を、スーパーセットと呼ぶ場合もあります。

このシロセット加工を施されたパンツは、ご着用後のケアがとても楽に
なるため、長期出張の多い方や、デスクワークの多い方には特におススメ。
ビジネススーツには必須の加工といえるかも知れません。

現在では頭のパーマネント液のようなものでクセづけするのですが、
生地の風合いを損なわず、生地をいためることもまったくありません。
ただ、とても便利なシロセット加工ですが、羊毛(ウール)に働きかける
加工となるため、コットンリネンなどウール以外の素材、モヘアを多く
含む服地にはかけることができません。

このシロセットが乾燥したらお仕上がりということになります。
当サイトでお作りいただきましたスーツにつきましては、
このシロセット加工を+¥1050と特別サービスとさせていただいております。

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数年前に購入したブランドスーツと同寸・同デザインで作れますか?

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極端に変わったデザインでなく、テーラードの範囲内
でしたらお作りいただくことはできますよ。
Pitty Savile Rowでお仕立ていただくことができるオーダースーツの
各縫製ラインでは、それぞれのシルエットでお仕立ていただくのが
基本となるのですが、中でもビスポークラインはスーツをお仕立てする際、
型紙を起こすことから始められるため、ゴージ位置や衿型、ポケット位置ほか
デザインなどへの対応を詳細にご指定いただくことができる縫製ライン。

Ex-madeカスタムラインレディーススーツでも、お送りいただくご愛用スーツ
を拝見させていただき、一番近いシルエットパターンから微調整させていただく
お仕立てをおすすめさせていただくことも多いです。
当サイトの仕立ての雰囲気と若干の差はあるものだと思うのですが、
寸法的に同じにすることはどの縫製ラインでもほぼ可能だと思います。。

過去ご注文をいただいたオーダースーツの中には、1930年代の古い写真から
イメージされるブリティッシュスーツや、オックスフォードバッグスのような、
幅広・ゆったりしたパンツシルエットのスーツなど、ヘアカタログからこんな
髪型で・・とご希望いただく感覚のオーダーにも対応させていただけます。。

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ゴージライン

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s_goji.gif

スーツの衿には上衿・下衿というのがあって、
”キザミ(衿部の三角形の切れ目)”を境に分かれています。
上衿をカラー、前身頃を衿型に折った見返しで作られる下衿をラペル、
この境目の縫い目をゴージラインといって、
この高さは流行に左右されます。
上記添付写真が5パターンのゴージラインの異なる
ノッチの衿型ですが、このゴージラインの上げ下げでジャケットフロント部は
ずいぶんと表情が変わってしまいます。(//参考絵なのであまりカッコよくないですね^^;)
通常は、ゴージラインの高い場合は、上衿と下衿の切り替え位置も上、
逆に低い場合には、切り替え位置も下になります。

ジャケットシルエットには、それぞれバランスよくデザインされた
ゴージ位置が決まっているため、この部分を変更することができる
縫製ライン、縫製パターンは一部のものに限られてしまいます。
標準をレギュラースーツとした場合、クラシコスーツや、ブリティッシュスーツ
ゴージラインは、高めの設定となっており、
特にクラシコスーツの場合には、広めに設定されている衿巾からも、
このゴージが特徴的な部分となっています。

また、衿ぐりから胸に向かって前身頃に、肩甲骨に向かって後身頃に
入れられるゴージ・ダーツ(ネックライン・ダーツ)とは異なります。

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