ナポリ・クラシコスーツ(アンコン仕立て)
アンコン仕立てのナポリ仕様クラシコスタイルのスーツ
ナポリクラシコスーツのシルエット・デザイン詳細
肩パッドのないアンコン仕立て
ナポリクラシコは、クラシコ特有の高めのゴージ、ウエストシェイプのシルエットを持つアンコン仕立て。肩パッドがなく、芯地・付属を極力省いているので、軽く羽織る感覚でご着用いただけます。
ジャケットフロント
店長おススメの3釦中段返りをはじめ、3釦段返り、3釦上2掛け、2釦1掛けの前釦シルエット。裁断のみで構築されるテーラードなシルエットは、カジュアルだけでなくビジネス用にもご着用いただけます。
衿型(ラペル)
ナポリクラシコの衿型は、「ノッチ衿」と「ピーク衿」から。ゴージ位置・角度とも高めなので、今時の形でかっこ良いです。もちろん、衿巾指定にも対応可。
裏仕立て
裏仕立て標準の「背抜き仕立て」をはじめ「総裏仕立て」、夏向きな「半裏仕立て」「広見返し」、ナポリクラシコ専用の「カバーオール仕立て」からお選びいただけます。
ステッチ
ジャケットにアクセントとなるステッチのうち、フロント部分に入れるミシンステッチは無料オプション。衿端に入れるコバステッチ、衿端から5ミリ、7ミリのほか、ピックステッチコバ、ピックステッチ5ミリ、総ステッチも対応可。
袖刳りのいせ込み(雨降り袖)
袖まわりをわずかに大きめに作り、いせ込みといわれる縫製手法を用い、動きやすい肩・袖まわりを作ります。袖山が少しボコボコしている見た目は、ナポリクラシコ特有のもの。おしゃれ度も高いです。(雨降り袖)
アンコン仕立て・ナポリクラシコスーツにおすすめのデザイン
ハコハッキング(腰ポケット)
ハコポケットは、ジャケットの胸ポケット標準のポケットの形。これを腰位置のポケットとしてしまうことができます。腰まわりがすっきり・きれいに見えますし、あまり見ない組み合わせのデザインなので、おしゃれ心も満足させてくれそうです。
胸ポケットも、腰ポケットもハコだと3ハコポケットと命名しました。
広見返し(裏仕立て)
ジャケットの内側に見えるスーツ生地部分が見返し。通常この10cmほどの見返しから胴裏地が続くのですが、胴裏地部分もスーツ生地で作ってしまい、見返しが広くなって見えるのが広見返し。芯地・付属を極力省く、ナポリクラシコとは相性良い裏仕立てとなります。
カバーオール仕立て(裏仕立て)
見返しも裏地も芯地もほとんど付かないカバーオール仕立ては、ナポリクラシコ専用。端処理のパイピングが標準セットされます。裏地が付かないため、内ポケットがなく、また胸ポケット・腰ポケットもアウトポケット(パッチポケット)のみセレクト可。
生地ネーム・店ネームもアウトポケット内側に付けられます。
ナポリ仕様クラシコスタイルのスーツとは
カジュアルジャケットと相性の良いアンコン仕立て。
「肩パッドなし」+できるだけ芯地・副資材を省いた軽い仕立てとなるナポリ仕様のクラシコスーツは、ハイゴージ、高めのウエストライン、開き気味のカッタウェイフロント、裾にかけてのきれいなフレアードラインという、クラシコ特有の人気シルエットをもつお仕立て仕様。
いわゆるアンコン仕立て・軽く快適にご着用いただける、着ていて楽なジャケットスタイルですが、高度な製図・裁断技術によって、テーラードな立体的フォルムを構築しているため、ビジネス用スーツとしても人気があり、またカジュアル素材でも着崩しすぎないタイドアップ、ドレスアップしたコーディネートにもおススメです。。
秋冬シーズンには、ハリスツイードジャケットや、ドネガルツイードジャケット、フラノ、コーデュロイなど、春夏シーズンには、コットンやリネン素材で仕立てるアンコンジャケット、また、ビジネス環境の変化にも対応しやすく、2ピーススーツ、ベスト付き3ピーススーツでのご着用も増えてきています。。
肩先に標準セットで入るステッチも凝ったディテール、ひと手間かけました。
※ナポリ仕様クラシコは、カスタムライン専用のシルエットとなります。
ジャケットシルエットやデザイン詳細をポップ
アップでご確認。お見積計算にも対応しています。