パンタロン
フランス語でスラックスの総称を意味する。 ズボンのもともとの概念は、ここに由来している。日本では特に裾の広がったシルエットを持つスラックスのことを、この名前で呼ぶことが多い。ベルボトムスラックス、フレヤードスラックス。
ベルボトムは鐘の形のように裾広がり、フレヤードはフレアが朝顔という意味になるため、同様のシルエットをもつスラックスになる。このパンタロン=裾広がりのパンツのシルエットは、日本のみで、たまたまパンタロンというファッション用語が使われ始めるようになった頃、裾広がりのフレアパンツが流行していたため、混同され、同じもののように使われるようになった。
パンタロンも元来フランス語で長ズボンを意味するもので、スラックス、パンツ、トラウザーズと同義。
トラウザーズは英国語で、特にスーツに合わせるパンツをこのように呼ぶ。