日本独自の男の下着の1種で、薄手コットン地、多くは綿クレープなどで作られた7分丈(ひざ下丈)のズボン下のこと。夏季に多く用いられる。デパートなどではロングパンツと称されている。1880年ころに流行した「すててこ踊り」に命名の由来がある。
クレープは径糸か緯糸もしくはその両方に強撚糸を用いて生地表面にしぼを出した織物の総称で、コットンのほかシルクやレーヨン、合繊などで作られる。強撚糸の使い方によって、いくつかの種類があり「ジョーゼット・クレープ」「クレープ・デ・シン」「楊柳クレープ」ほか「縮緬」などもその一種。