アンプルライン
ルーズフィットの新しい表現。 適当なゆとりがありながら、だぶだぶしていないシルエットのこと。
具体的には、オーバーサイズな衣服や、タックやギャザーを多めにとったもので、1973年~74年のビッグルックの流行以来、ひとつのファッションの形として定着したもの。
メンズスーツでのルーズフィット的な着こなしは、1980年代のアルマーニに代表されるようなデザイナーズ・ブランドの台頭により多く見られるようになった、全体的にソフトな仕立てと外見を特徴とするソフトスーツがある。オーダースーツでも、その当時は、レギュラーの肩幅から+5cm程度、またパンツは2タックパンツが標準で、タック量(タックの深さ)を多くとり、3タック、箱ヒダタックなどというものも多くあった。