生地の要尺寸法について

Pitty Savile Rowでお仕立てさせていただく、カスタムメイドスーツ・メンズEx-made、
レディーススーツ、ビスポークスーツ、カタログからお選びいただく生地のほとんどが、
要尺寸法のご心配はありませんが、オークションに掲載させていただいております生地のうち、
デッドストックや在庫薄生地など極一部のものについて着分裁断済みの生地（表記があります）の場合、生地寸法に限りがあることがございます。
オーダースーツやオーダージャケット、オーダーパンツをお仕立ていただくもととなる生地は
通常反物で管理されていることが多いのですが、生地在庫・反物残メーター数
の少ない生地の場合には、その残りメーター数の中で対応させていただくことに
なるため、場合によりましては、「ベスト付き３ピースは要尺不足で裁断できない」
「２パンツスーツは難しい・・」など、お客様体型や選ばれるデザインにより微妙に
異なる必要要尺のため、見積もる要素も要尺には多く、オーダースーツ店の店員が
もっとも恐れるのが「要尺不足です・・」という、縫製からの問い合わせかも知れません＾＾
また、要尺は体型の大きな方にお願いさせていただく「体型増」にとっても
考えざるをえない寸法。身長が高かったり、まわり寸法の大きな方は、標準体型の
方に比べ、それだけ必要な生地が多くなってしまうため、多い分量を縫製するための
工賃増とともに要尺増として通常、ご注文アイテムの＋１０％をお願いさせていただいております。