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裏地の仕立て方の半裏仕立てについて
夏用の裏地の仕立て方ですね。
ジャケットの裏仕立てには、総裏仕立て、背抜き仕立て、
半裏仕立てと、主には3種類ほどあり、順番に裏地の付く量が少なくなってきます。
総裏仕立てはジャケットの裏すべてに裏地がつき、
背抜き仕立ては前身及び背部分の上3分の1程度に裏地がつきます。
今回のご質問の半裏仕立ては、背部分は背抜き仕立てとほぼ同量の
裏地がつきますが、前身部分を半分ほど削り取ったような裏地のつけ方をします。
半裏仕立ては、裏地の付く部分が少ないので通気も良く軽量で、
盛夏用にご利用いただくことも多いのですが、更に、裏地を
メッシュ裏地や極薄裏地としたり、袖裏地まで同様の夏用裏地と
することも可。
また、見返しをスーツ生地と同じもので広く取った「広見返し」や、
アンコン仕立てのナポリクラシコジャケット専用となりますが、ほとんど銅裏地を
付けないカバーオール仕立てでもお仕立ていただけます。
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