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シングルスーツの3釦で中段返り?
既に定着してしまった感のあるクラシコイタリア調・シングル3釦の中段返りですが、
高級感ある衿の豊かなロールと、よくある3釦2掛との外観上の差から、
当サイトでもお選びいただく方が多いです。
これは、3ボタン2掛けスーツの衿の返り位置を少しだけ下げて、
3個ボタンのうち真ん中1個しか留めないやり方で、このデザインですと
胸開きが広く取れ、ゆったりと着こなすことが出来るのでご年配でも
着こなせる3釦という位置づけですが、これを若い方が着ると、
ファッション上級者のように見せることができて、おススメです。
3釦2掛は、わかりやすくシングル3釦上2掛けということもあります。
現在ではクラシコスーツばかりでなく、ブリティッシュスーツのフロントデザイン
としても選ばれることが多くなっています。
これと似たフロントデザインに、アメリカで好んで着られるビジネススーツ、
アメトラの代表的なデザインとして、シングル3釦段返りがあります。
3釦段返りは、3つある釦のうちの、真ん中釦穴中央を衿の返り線が
通るもので、3釦中段返りに比べるとシャツ・ネクタイの見える
ブイゾーンが4~5cm程度広くなっています。
どちらもジャケットの第一釦は止めないので、着心地が楽なのは変わり
ありませんが、見た目に中段返りのほうが3釦2掛に近く、
視点の高いスーツとなっています。
オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/