- Home
- パンツ・スラックスをオーダーする方法, 採寸方法
- パンツ・スラックスの総丈を採寸する
パンツ・スラックスの総丈を採寸する
パンツ・スラックスの総丈を採寸する
パンツ・スラックスの総丈は、パンツ上端から裾端までの全長で、パンツを平らな台の上において、
その上端から裾までを脇の縫い目上を直線に採寸します。普通にパンツの長さ、丈の
ことで、股上と股下寸法にわけられます。
パンツの長さも好みのわかれるところですが、標準的には、パンツの前折り目線(クリース)が
きれいに出るように、足の甲の傾斜に合わせて、裾が細いときにはパンツ丈は短く、裾が広い
時にはパンツ丈も長くする必要があります。
メンズスーツで現在主流の、タイトなジャケットにあわせてはく、ノータックの細身パンツも
裾巾20cm以下の細いご希望も多くありますので、この裾巾にあわせるパンツ丈を長くしすぎますと
靴の上でのブレイク(パンツの裾のたるみ)がかなりみっともなくなってしまうので、要注意です。
逆に、女性が高いヒールが隠れるほどに長い丈ではく
裾のフレアしたパンツやバギータイプのパンツは、パンツの裾巾が広く、ローライズ(小尻)→
タイトなモモ巾→狭いヒザ巾→長い股下(広い裾巾)へとつながるシルエットは美脚効果があります。
このパンツ総丈は、股上寸法が非常に測りづらい寸法のために
一般的には、採寸しやすいパンツ総丈から股下寸法を差し引いて
計算するときにも使われます。