アーバン・カウボーイ・スタイル
街中のカウボーイスタイル。 別にシティウエスタンルックなどともいい、伝統的な西部男の服装を、街の中でしゃれて着こなすことをいう。’79年あたりからアメリカを中心に流行の兆しを見せている。
アメリカの映画俳優ジョン・トラボルタの代表作に、「アーバン・カウボーイ」というのがあるが、この製作年が1980年。「サタデイ・ナイト・フィーバー」で1977年にディスコ・ダンスで一世を風靡し、その後「グリース」でフィフティースの若者を好演し人気を不動のものに・・、日本人にはあまりピンとこないアーバン・カウ・ボーイ・スタイルは当時、かなり定着したものだったことを伺わせる。
身体にフィットしたシャツにタイトなジーンズ、膝下丈のブーツをはき、首にはネッカチーフ、つばの広い帽子をかぶるウエスタン・スタイル。
アメリカ的にトラディショナルなカウボーイ・スタイルを街中で着用するアンバランスさは、浴衣に下駄で闊歩する日本人と同じ感覚か。