アルスターコート

1860年代に男性用のコートとして登場し、
トレンチコートの原型ともされた、ベルト付き
で厚手の丈の長いオーバーコート
打ち合いシングル、ダブル両方のデザインがあり、初期のものは、
取り外しのできるフードやケープがついていました。

本格的なアルスターコートは、アルスターと呼ばれる
厚手のコート地が使われ、このコートの衿型を、
特にアルスターカラーといい、他にも多く使われている。
アルスターカラーは、打ち合いの深いダブルの衿型で、衿巾の広い
テーラードカラーのこと。

アルスターコートの名称の由来は、このアルスターと呼ばれるコート地が、
北アイルランドのアルスター地方産ウール素材であることによります。