梨地織(表面にちりめんのようなしぼりを特徴とする織り方・アムンゼンは生地の表と裏に粗いしぼ状となっている)の生地のひとつ。
ハンカチーフなどに用いられるほか、最近ではスーツ素材としても使われる。コットン・リネンが使われることが多い。
このアムンゼンの名前の由来は、南極探検に成功したことで有名なアムンゼンにちなんでいるが、その開発は日本でも有数の織物産地・愛知県尾州で行われたものである。
梨地織りは、経糸と緯糸を複雑に交差することで生まれる、布面のざらついた感じが、果物の梨の皮表面に似ていることから、このように呼ばれるもので、アムンゼンのほか、ウールジョーゼットなどが含まれる。