オフ・ボディ・ルック
体から離れてゆったりとしたシルエットを”オフボディ”という。ルーズフィットより新しい感覚の言葉で、特に女性のスモックルックなどに使われる。
メンズスーツでは、ゆったりした衣服という意味でのシルエットは、ジャケットに芯地・付属を入れて仕立てられることから、「体から離れる」ほどゆったりしたシルエットを持つ、オフ・ボディ・ルックよりも、「体にゆるやかに沿った」シルエットのルーズ・フィットの表現が近い。
80年代後半から90年代初めにかけて流行した1サイズ大きめなビッグ・サイズのソフト・スーツは、ジャケットの肩幅で標準的な寸法から+5cm前後、パンツも2タック、中には3タックというものもあり、タック量も多めで、波打つほどのドレープ感も当たり前なビッグ・シルエット。