オックスフォード

ブロードクロスよりも目の荒い平織りシャツ地のこと。 正しくは”オックスフォードシャーティング”という。
コットンで織られるシャツ生地で、2本ずつ引き揃えた斜子織りは籠の目のように見えることからバスケット・ウィーブ、ホップサックと言われています。シャツ生地としてはポピュラーなもの。

もともとは、黒っぽい霜降り縞のフラノをさして呼び、霜降りフラノ地を”ケンブリッジ・シャーティング”というのに使われていた。
また、12世紀に英国オクスフォード市に創立されたオックスフォード大学の学生が着ていた黒ずんだグレー(オックスフォードグレー)の略称でもある。

※シャーティング
シャツ用素材の総称で、織り組織や色柄の限定はないが、一般に密な組織の薄地のものを言う。
※オックスフォード・ブルー
英国オックスフォード大学のボート部部員のユニフォームにスクールカラーとして用いられていたブルー。