クラバット
ネクタイは、ネック(首)とタイ(締める)から作られた
複合語となりますが、このネクタイの発祥となった国、
フランス語でのネクタイを意味する呼び方がクラバットとなります。
ネクタイの発祥は、17世紀のはじめにクロアチア騎兵が、
パリにやってきた際、その首元に巻かれていたリネンのスカーフ
が、その後パリの女性たちの間で愛用されたことから。
最初は、この白い布のことをクロアチアと呼んでいたのですが、
フランス士官たちの間で、流行する頃には、「クラバット」と
呼ばれるようになり、現在もそのように呼ばれています。
タイドアップなスーツ、ジャケットには欠かせないネクタイは、
フランスのクラバットが語源とされています。