サージ
梳毛糸、または綿糸を使った綾織り地のこと 。綾目が斜め45度にはっきり出るのが特徴。ウールサージは梳毛織物の代名詞とされるほど多用され、「背広はサージに始まりサージに終わる」と言われたように背広地の代表的な生地である。もともとは、絹織物だったが、現在ではブレザー、コート、学生服などに使われることが多い。
また、サージのほか綾織り地の種類には、ギャバと通称されるギャバジン、デニム、タータンチェックなどがある。
綾織りは英語ではツイル、斜文(しゃもん)織りとも言われる。
※梳毛織物
梳毛糸を使った織物の総称。英語ではウーステッド・ファブリックという。ウーステッドは英国ノーフォーク州の地名に由来している。やや光沢がありあまり地厚でない丈夫な素材が多く、主用途は衣料。