サファリジャケット
サファリとはアフリカでの動物狩りを意味する。 本来、この目的で作られたシャツカラー、エポーレット付き、両胸と両脇にプリーツ入りのパッチアンドフラップポケットが付き、共地ベルトでウエストを締める。背中にはインパーテッドプリーツがとられる。素材は厚いコットン、色は生成りで前記のディテールデザインのものが本格的だが、これらのムードを感じさせるのもサファリジャケットと呼ぶようになった。共地のスラックスをつけた一式がサファリスーツと呼ばれる。
別名、ブッシュ・ジャケットともいう。アフリカへの探検、狩猟旅行のために20世紀初めに考案されたもので、フランス語ではサアリエヌ。
素材も前述の厚地のコットンのような丈夫で、アフリカ・サファリの気候に適してものが選ばれ、ディテールもフタ付きのポケットの多く付いた機能的なもの。
エポーレットは、元来兵士の肩当てだったもので、装飾的なもの。トレンチコートなどにもよく見られる。
※インバーテッド・プリーツ
ひだ山が突合せになっているプリーツ。内ひだ・拝みひだ・逆ひだとも呼ばれる。