ジオメトリック・パターン

「幾何学模様」のこと。 幾何学的な直線や、曲線、円など、さまざまな組み合わせにより作り出される模様のことで、旧石器時代の土器などにもすでに見られる文様。新石器時代に入ると呪術と結びつき、様式化されたものが、その後装飾性を備えた多くの幾何学模様へと発達する。
ダイヤゴナルヘリンボーンといったジャケット向きの比較的単純なものから、アールデコ調のニットウエア向きの複雑なものまでが含まれる。もっとも応用範囲の広い柄であるといえるだろう。

※ダイアゴナル
太綾など綾織りの畝目が斜行して明瞭に目立つ織り組織のこと