スナッグフィット
ゆるくもなくきつくもなく、適度なゆとりをもって、ボディにフィットしている様子。1920年代のスーツによく見られるシルエットである。スナッグは「いごこちの良い、気持ちの良い」と言った意味。
流行のシルエットやパターンに左右されることがないなら、オーダースーツが目標とするところの着心地感。個人差のある体型でゆるくもなくきつくもないという着用感を得られるスーツ寸法は、その人によって当然異なるため、スナッグフィットは既製服のようにあらかじめ決まってしまっているシルエットに体型をあわすのでなく、個人によってシルエットが異なる。
裁断やゆとり量でデザインされるスーツのシルエットに対して、着心地良いほどの適量のゆとりで形作るスーツの形。