スーツ
ジャケット、ベスト、スラックスの3つ、またはジャケットとスラックスのふたつを同生地・同色柄で仕立てた一式のこと。一般にいう「背広」で、前者をスリーピーススーツ(3つ揃い)、後者をツーピーススーツ(2つ揃い)と呼ぶ。ツーピース型はスリーピース型の略装とされてる。新しい概念のスーツでは必ずしもこの型式をとらないものが多くなっている。
いわゆるスーツとしての形式の衣服は、メンズスーツでは1890年ごろ、レディーススーツでは1870年ごろといわれていて、レディースでは女性の社会進出に伴ってキャリアスーツ的なものが一般にも浸透したました。
スーツには仕事着として着るもの、ストリートファッション的にカジュアル感覚の濃いもの、礼装などの儀式に用いるものなど、どれをとっても、芯地・肩パットが入り、合わせる小物もドレスシャツ、ネクタイなどドレッシーなものが多いため、正しくきちんとして衣服。
ドレスアップな衣服、ドレスダウンな衣服でいえば、前者であることは間違いない。若者が成人式で着る衣服が「紋付・羽織り・袴」からスーツに変わったのは、大人の衣類として広く認められている証拠です^^
スーツは英語で、同様のフランス語タイユールは女性用に仕立てられたテーラード・スーツのこと。