セーラー・カラー
水平のユニフォーム、また女学生のセーラー服に見られる衿型のこと。セーラーカラーの後ろは四角、前はVネックになっている。
伊達に後ろ衿が大きくなっているわけではなく、艦上勤務の水平(セーラー)が強風から顔を守るため、また遠くからの伝令がよく聞こえるように衿を立てるという機能がある。
1900年ごろから着用されるようになった英米の水兵服で、その後子供服のデザインとして取り入れられ、日本では女学生の制服の衿型として用いられていることから、若々しく清潔なイメージのする衿型として根強い人気。
セーラーカラーのほか、海軍水平(セーラー)が着用していたものに由来する現在ファッションには、セーラーパンツ、セーラースカーフのほかホワイトハットなどとも呼ばれる水平帽、セーラーハットなどがある。