バギーパンツ
股上が深く、ヒップから裾にかけて極端に太いシルエットを持つスラックス。バッグ、つまり袋のように太い、といった形容からこの名がついた。それほど太くないタイプのものをセミバギーパンツと呼んで区別している。オックスフォード・バッグス。(1920年代、オックスフォード大学の学生に好んではかれたパンツシルエットで、バギーパンツの原型。裾の折り返しの深いWカフスとするのが特徴的)
たっぷり、ゆったりにいっぱいに満ちているという意味からバギーパンツは「フルパンツ」と呼ばれることがあり、モモ巾(ワタリ巾)を太くするため、タックをとったり、タック量を多めとしたりすることでゆったりとしてシルエットとすることが多い。
股上とまわり寸法との関係は、バギーパンツのようにゆったりしたパンツの場合には深く、スリムパンツなどタイトなパンツの場合には、股上は浅くなるのが一般的。