ボナパルトカラー
スポーティーな雰囲気を持つ衿型の1種。
立ち上がってから折り返る、立ち折れのカラーと大きく返った
巾広のラペルをもった大きな衿型のことで、ナポレオンボナパルトが着た
軍服から生まれたといわれており、この時代の男性が好んで着用した
衿の形です。
中には、コード装飾をしたボナパルトカラー(ナポレオンカラー)
もあります。
ナポレオンカラー、ナポレオニックカラー、などの別名で呼ばれ、
エドワーディアンルック※のジャケットの衿型、コートの衿型に
よくみられるデザインです。
※エドワーディアンは、英国国王エドワード7世治世期(1901~10)の
スタイルのことで、ベル・エポックや米国のギブソン・ガール時代に相当。
女の服ではアワーグラス・シルエットが復活し、
男の服では細身のフィットしたラインが流行。