ボックスコート
ボックス型のシルエットをしたオーバーコートや
トップコートなどの総称。
全体的に箱(ボックス)のようなシルエットをしているために
こう呼ばれるもので、肩パッドでショルダーラインを四角く
成形し、ウエストを絞らない直線的な身頃となる、
ストレートハンギングラインで、
その多くがセットインスリーブ※、短い着丈を特徴とした
背広型のデザインで、前合わせはフライフロント(比翼仕立て)
もしくはボタンスルー(打ち抜き釦止め)とされています。
厚手の紡毛地で作られたダブル6釦、短い着丈のリーファージャケットは、
このボックスコートの代表的なもの。
※通常のアームホール位置につけられた基本的なつけ袖のこと。
<普通袖>ともいい、最も基本的な袖の形式。