型入れ pitty savile row 縫製用語 ジャケットやパンツを仕立てる生地の生地巾は、 多くの場合、150cm~110cm程度と決まっているため、 前身頃、後ろ身頃、袖、付属類などオーダーアイテムの 各パーツをこの生地巾(場合によっては長さ)内に、 効率良く組み合わせて並べること。 現在ではCADを用いたコンピュータ裁断が多く 取り入れられていますが、太っていたり、身長が 高い方の要尺を、限られた着分の生地内で上手に 組み合わせて裁断するのも、テーラーや裁断士の 腕の見せどころ。 英語では「マーキング」が相当します。 関連記事: ステッチ・ワーク 仕立てる上での縫い目とは別に、装飾を目的にして縫う、 荒い縫い線のこと。刺繍、エンブロダリー。 ダブルステッチに見える伏せ縫いなど、例外的に両方の 目的を兼ねることもあります。正しくは”スティッチ”と発音し、 本来「縫い […]... 肩巾 スーツでいう肩巾は、ジャケットの左肩先~右肩先までの寸法。 ジャケット現物を採寸する場合、衿下2.5cmを測るのが基準と されており、一度には測りづらい場合、左肩先~背縫い線(衿下2.5cm) までの位置を採寸し、2倍す […]... 仮縫い 仮縫いはスーツを仕立てる際のひとつの作業。 中縫いなどと呼ばれ、ご注文者の体型に合わせて 裁断されたパーツを、しつけ糸で一旦洋服の形に作ったものを、 着合わせし、補正するためのものです。 イージーオーダーやパターンオーダ […]... 菱衿 「菱衿」はビジネススーツ標準の衿型となるノッチ衿のこと。 ダブルスーツに付けられることが多いピーク衿は、 「剣衿」と言われます。 どちらもノッチが「V字型のキザミ」を意味するところから、 ピークが「尖った」を意味するとこ […]... 柄合わせ スーツを仕立てる際に「柄合わせ」が必要になるのは、 その生地柄が、チェックや比較的太巾のストライプ柄 の場合になります。 仕立てる生地を裁断する時に、柄が崩れないように (つながるように)、ジャケットやスラックスの 左右 […]...