Ex|ハッキングポケット(弱)

ハッキングポケット

ハッキングポケット

斜め切りポケット

フラップポケットの1種で、一般的なフラップポケット(フタ付きポケット)の切り口が水平になのに対して、ハッキングポケットはその切り口が斜めになっています。
この前端~後端に高さ3cmの傾斜をつけて斜め切りとするのがハッキング(弱)。
お仕事用にご着用いただく場合には、この程度の下げ巾をお選びくことが多いのですが、更に後端の下げ巾を大きくしたハッキング(強)6cmというのもなかなかインパクトがあって、捨てがたいです。
また、逆にもう少し大人しめにという方には、この傾斜が少なくなるよう下げ巾を2cm程度にすることも可能です。(ビスポークラインのみ)この斜め切りのポケットは、無料オプションとしてお選びいただくことでき、クラシコスーツブリティッシュスーツにも相性が良いため、お選びいただく方も多い人気オプション。
ハッキングポケットとすることで、切り口の傾斜度にあわせてフタの形が平行四辺形に変化しますので、なかなか個性を出しづらいお仕事仕様テーラードスーツの中では、簡単に変更ができてファッション性も高いデザインのひとつです。

スーツ・腰ポケットの位置
ハッキングポケット

ハッキングポケットの歴史

現在スーツにもかっこが良くて人気のハッキングポケットは、もとは乗馬用ハッキングジャケットに手が入れやすいようポケットに角度をつけたのが始まりです。確かに水平だと手は入りづらいですよね。ハッキングという名前のほかに、スランテッド・ポケットとかスラントと呼ばれることもあります。
乗馬用のジャケットからは、動きやすくするために入れるベントも機能的なデザインとして取り入れられ、現在も主に装飾デザインとして残っています。

人気の腰ポケット

ジャケットの前身頃でデザインとして腰ポケットの占める割合は大きいものなので、チェンジポケットまではちょっと・・という方には、「フタ付きポケットを斜め切り+フタの形が平行四辺形」となるハッキングポケットがおススメです。また、標準では丸みのあるフタのカドを、アイビー調なスクエアフラップ(角フタ)とすることも対応可。ジャケット前身が適度ににぎやかになってかっこ良いです。フタなしハッキングも可。
※ハッキングポケット(弱)も(強)も、スクエアフラップも無料オプション。

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