ベストの腰ポケット
ベストの腰ポケット
ベストの腰ポケット標準は?
ベストの腰位置に標準で付けられるポケットは、箱ポケット(ウエルトポケット)と言われるポケットの切り口に飾り布となる口布を付けられたスリットポケットの一種。ジャケットの胸ポケットに見られるあの形と同じデザインのポケットです。
オーダースーツではおまかせいただくと、あれこれ悩まずお仕立てさせていただく標準デザインというものがあり、ベストの胸ポケットでは「なし」、腰ポケットでは、「箱ポケット」ということになります。
中にはオーダーベストならではの寸法調整で、箱ポケットの高さを浅く作ったり、その逆に高く作ったりという指定もできてしまいます。
ベストの腰ポケット|両玉ポケット
玉縁といわれる縫い代始末をデザインとしている、腰ポケット両玉縁は、ベストの腰回りがすっきり見える腰ポケットデザインです。両玉縁といわれるのは、ポケットの切り口の上下に玉縁が付いているためで、これが片方のみだと「片玉縁」、多くが4~5ミリ程度の玉縁を、1.5cm~2cmの巾広のものとすると、「玉広縁」といったりします。
両玉縁はジャケットのフラップなしポケットのデザインと同じです。