カウボーイ・ハット
アメリカ西部のカウボーイ(牧童)が、日除けや
雨除けのために愛用する、高いクラウン※の上部分に
折り目が付けられ、広めのブリム(つば)を巻き上げて
かぶるフエルト製の帽子のこと。
カウボーイスタイルをモチーフにしたウエスタンルック
には必須のアイテムで、ランチコートやウエスタンブーツ
などといっしょに用いられます。
ウエスタンハット、テンガロンハットは同意。
よく似た帽子型にガウチョハットがあります。
※ラテン語のコロナが転化した言葉。古来より頭部を
飾るものを称した。今は、帽子の部分名称。帽子の頭部を
おおう山の部分のこと。つばの部分はブリムという。
ちなみに、先端部はトップ。頭回りはヘッド・サイズとよばれる。
クラウンはハットにのみ使われる呼称で、キャップにはつかわない。
また、帽子の製作に使う木型をクラウン木型という。
また、古くは西洋の王冠のこともクラウンと呼んだ。