カーキ

陸軍の迷彩服として一般に普及した色名で、
1848年、インドに駐留していた英国軍の軍服の
色に採用されてから広まったもの。

カーキ色は自然に見られる岩や土ぼこりのような
くすんだ黄色のことで、茶褐色や黄褐色。
インドで使われているヒンズー語で「ほこり」を
意味することを語源としています。

自然の色であることから、コットンスーツリネンスーツ
など天然素材で仕立てるスーツ、ジャケットの色として
多く用いられており、カーキパンツといえば、
カーキドリルで仕立てたアイビーパンツの基調となる
アイテム。
また、カーキ色のツイルなどで作られた、軍服やスポーツ
ウエア
をいうこともあり、カーキルックといえば、
アーミールックの別称のことになります。

※ツイル
綾織りのこと。織り目が斜めの畝状に見える織物の総称。