カーターシャツ

インド北方の回教徒、男女に着られていたシャツ、
ブラウスで、1970年前後から薄手コットン地で
作られるその涼しさからサマーファッションに取り入れ
られるようになりました。

胴部分に切り替えがなく直線断ちで作られるカフタンに
似たゆるやかなシルエットのプルオーバータイプのシャツで、
衿がなく、裾の両脇にスリットが入れられているのが特徴的。

カフタンはトルコや中央アジアなど中東地域で広く
着られていた民族衣装のひとつ。

※スリット
上着の袖口や裾、スカートやズボンの裾にあけられた
長いあきのこと。装飾的にあけることも多いが、
スリムなシルエットのときに運動量を加えるためにあける。
あき部分での重なりのないのが普通。