クローズ・トップ・シューズ
1920年代~30年代に、昼間の礼装用に使われていたブーツの
ことで、短靴にスパッツが取り付けたようなデザインが特徴的。
短靴の下の部分を黒い革もしくは、パテントレザー
(エナメル革)、上の部分はグレーの布地で作られており、
ボタン止めや紐止めで着脱します。
現在のフォーマルスーツには、革靴の中でもフォーマル度の
高いとされるストレートチップや、プレーントゥなど
飾りの少ない靴が用いられ、礼装用には、男女とも
パンプスが履かれます。
また、看護婦さんが仕事用に履く、ゴム底で動きやすい
機能的な靴のことも、クローズ・トップ・シューズと
呼ばれています。
※クロムなめしをした各種の革の銀面に塗料、ニス、
ラッカーなどを何回も重ねて塗り、光沢をだした革。
弾力性と耐水性もある。
塗料は現在ではウレタン樹脂塗料が多く用いられる。
おもに、牛、馬、ヤギの皮が使われるが、人工皮革も用いられる。