コンケーブド・ショルダー
背広の肩線(ショルダーライン)の1種。 全体に湾曲し、袖山で盛り上がったもの。ヨーロピアン調の背広に見られる。コンケーブとは「凹型の、中くぼの、くぼんだ」の意味である。
コンケーブ・ショルダーはパゴダ・ショルダーと同じで、1979年に、フランスのデザイナー、ピエール・カルダンが発表したもの。
パゴダは仏塔を意味し、パゴダ・ショルダーはその仏塔の屋根の反り返りをイメージして作られたショルダーライン。
ピエール・カルダンは1992年ファッション・モード界で初めてフランスの国立学術団体(アカデミー・フランセーズ)会員に選ばれている。