タウンスーツ
一般に街着に着るスーツの総称。 カントリースーツに対して用いられ、ビジネスウエア向きに仕立てられた背広を意味するが、日本ではビジネススーツよりも遊びの感覚が強いカジュアルなスーツをさすことが多い。ストリートファッション的なスーツ。
スーツが一張羅として愛用された当時のタウン・スーツといえば、礼装的なスーツに対しての軽い着心地感のもの。コットンスーツなどのカジュアル・スーツほど、ドレスダウンされた着こなしのものではなく、外出着・遊び着としてのスーツ。
仕事用スーツとして限定してしまうと、デザイン、ディテールに制限のあるドレスコードも、色・柄、シルエットも含めてカスタマイズ性も高く、個性がでる。デパートへ買い物、ホテルで食事など、少々改まった場所での着用がイメージされるが、デパートも昔ほど敷居も高くなく、安売り店とあまり変わらない品揃えでは、ハーフパンツ、サンダルの若者も多くみかける。
あまり気負わず、ファッションの一つとして街着スーツをうまく取り入れたい。