ナイロン
合成繊維の1種。 アメリカのデュポン社のW・H・カローザスによって発明された世界最初の合成繊維である。石炭を原料とするポリアミド系繊維。
ナイロンにはその生成上、分子の結合状態によって「ナイロン66」と「ナイロン6」の2種類に分類することができ、アメリカ、イギリスで作られているのは、主に「ナイロン66」。
スーツ用の素材として用いられることはまずないナイロン。「ナイロン66」と「ナイロン6」との違いは「ナイロン66」のほうが、耐熱性に優れているという点。他では、大きな違いは見られない。
また、ナイロン・タフタといえば、しなやかな張りのある薄地織物・タフタに似せて作られたナイロンのことで、柔らかく、ドレープが作りやすいなど加工しやすい性質をもつため、カジュアルウェアやスポーツ用ウィンド・ブレーカーなどに多く使われている。