ネールジャケット
ネールカラー(ネールスーツの項参照)を特徴としたジャケット。
インドで首相をつとめたパンディット・ジャワハーラル・ネールが着用していた上着に由来するジャケットでスタンド・カラー(立ち衿)を特徴とするもの。
シングル・ブレスト、全体に細めのシルエットとなるが、その元来はインドの王侯貴族(マハラジャ)が着ていたもので、ラジャー・ジャケットとも言われる。
ネール・ジャケットは1960年代に、アメリカの雑誌社に取り上げられたところから広く普及したもので、似た形のものに、マオカラー・ジャケット、マンダリン・ジャケットなどがある。