ノッチラペル・ダブルブレスト
ノッチドラペル(菱衿=普通衿)を特徴としたダブルブレステッド型のスーツやジャケットのこと。普通、ダブル前のものにはピークドラペル(剣衿)がつけられるが、イタリアに生まれたこれは新しい感覚があるとして流行してる
ジャケットの打ち合いをダブルとするピーク衿ジャケットの衿型を変形させることは、ノッチ衿ばかりではなく、セミピークとしたり、クローバーなどとしたりということもオーダースーツ的にはそれほど難しいことではない。このダブルの打ち合いにノッチ衿とした、ノッチラペル・ダブルブレストとするときの、前の釦数は、2釦1掛や4釦1掛など、比較的低い釦位置でゆったり着こなすシルエットが多く、剣衿のダブルスーツがフォーマル寄りなシルエットを持つのに対して、カジュアル傾向の強いものとなっている。