フォーティースルック

フォーティース(1940年代)に流行した服装のリバイバルルック。’40年代といえば第二次世界大戦を中心にした時代で、ボールドルックの影響が強い。広く長く折り返ったラペル、長い上着丈、太くターンナップの付いたスラックスを特徴としている。
また、1940年代調のファッションはフォーティーズとも言われる。ボールド・ルックのボールドは「大胆な」という意味で、肩には厚くパッドを入れて強調し、それに合わせるような幅広のラペルやネクタイ。主に、ジャズ・ファッションを中心としたもので、極端にゆとりのある丈の長い上着、パンツもだぶだぶで裾口を細く絞ったシルエットをしたズート・スーツもこの時代の不良たちが好んで着たスーツ。
第二次世界大戦のの戦後、女性の社会進出が進み、機能的な着やすい衣服が主流となった。

※ターンナップ
特にズボンの折り返しをいうが、これは主として英国的な表現とされ、米国ではカフスと呼ぶのが一般的。また、米国大統領のマッキンリーに由来するマッキンという言い方もある。