3PLY

軽くしなやかな風合いを特徴とするイタリア服地は、
単糸(1PLY)で織られた服地が多いとされるのに対して、
英国製のしっかりとした目付、シワにも強いとされる服地は、
2本の糸を撚り合わせた双糸(2PLY)で織られた服地が
多いとされています。

この複数本の糸を撚り合わせることによって、シワにも強く、
ハリをもたせ、型崩れがしにくく立体的なシルエットを
作るための服地とすることができるのですが、この2本の
糸を撚り合わせて織り上げる双糸(2PLY)に、さらに
もう一本の糸を加えて撚糸としたものが「3PLY」。

若干重めの生地感となってしまうのが、難点ですが、
イタリア服地・カノニコには、4PLY390gmsといった、
オールシーズンスーツに適した生地も用意されています。