ペッグトップトラウザース
腰まわりをごくゆったりとり、裾口へいくにしたがって極端に細くしたスタイルのズボンのこと。ペッグトップ・パンツ。1910年代に流行した。最近クラシックリバイバルの波にのって再登場し、デザイナー高田賢三がこれに似たパンツを発表したり、日本ではバレル(樽)パンツ、鯨パンツの名称で人気がある。
1920年代に大流行したダンスの名称に由来するチャールストンや、1950年に流行したマンボダンスの演奏者がはいていたことに由来するマンボ・ズボンも同じようなパンツシルエットをしている。
ペッグトップは、「洋ナシの形をしたコマ」を意味し、腰まわりからヒザ巾までたっぷりとしたゆとりがあり、裾で極端に細くなるシルエットを連想させるところから、ペッグトップ・トラウザース(ペッグトップ・パンツ)と呼ばれるようになる。