「染色」のこと。
染料や顔料で繊維、スライバー、織物、布、皮革などを着色することをいう。
色には白色も含まれることから、精錬・漂白することも
広い意味での染色に含まれる。
染色方法を大別すると「先染め=トップダイ」と
「後染め=ピースダイ」のふたつがあり、
前者は糸または綿の段階で染めるもの。
後者は織物の段階で染めるものをいう。
染色のしやすさ(染色性)から、羊毛(ウール)や綿(コットン)は、
スーツ地を含めた衣服として使いやすい素材。
逆に、リネンなどは、染色性が低く染めづらい織物。
シルクは染色性のもっとも高い繊維となります。