タッタソール
2色で作られる交互格子柄。
特にタッターソールチェックの名で呼ぶことがある。別名、乗馬格子。
生地の地色に対して対照的な2色を使って作られる格子柄のこと。
また、2色が交互にでる縞のことをタッタソールストライプ(交互縞)と呼ぶ。
中柄のものはファンシーベストに、小柄のものはスポーツシャツ、
なかでもビエラ(梳毛糸と綿糸で作られた手触りの柔らかな綾織物)
で作られたそれに用いられることが多い。
リチャード・タッタソールが創設したロンドンの馬市場「タッタソール」で
使われていた馬用の毛布柄に因んでいる。
タッタソールチェックは、19世紀のイギリスで郵便配達人に着用された
「ポストボーイ・ウエストコート」に用いられていた柄。
※ファンシー・ベスト
テーラード(背広型)のスーツに合わせて着用される、装飾性の強いベストのこと。ダークなスーツと対照的な明るい色使いや華やかな柄と生地が使われるのが特徴。