カメラマン・コート
比較的新しい時期に名づけられたスポーティなコート。
戦場カメラマン 渡部陽一さんがメディアに多く登場した時期には、
このページのアクセスが急に増え、カメラマンコートへの関心が急に
高まりました。
デザインや素材に決まった特徴が定められているというのではありませんが、
屋外での作業が多いカメラマンのための機能的な防寒コート
としての名前。
カメラマンコートが作られる素材はコットンギャバジン、コットンスエード、
近年では合成繊維など軽くてもがっちりした生地を使い防水、防寒用に備えているもの
が多く、丈は歩きやすさ、動きやすさを考えてスリークォーターレングス。
ポケットも持ち物がたくさん入るように大きくかつ機能的に作られており、
多くは両胸にタテ型のフラップポケット(フタ付きポケット)、
サイドポケット(腰ポケット)に同じく胸と同じものをつけるか
大型のパッチアンドフラップポケット(フタ付きアウトポケット)としている。
内側をジッパーフロントにしたフライフロントの前あわせで、防寒・防風効果を高め、
ドットボタン※をアクセントとしています。
衿は種類も変化も多いが、フード付きのものが主。
※丈夫な金属製のスナップのこと。
水玉のように見えるところから、このように呼ばれる。