プラケット
衣服に用いられる「開き」の1種。
主に、スカートやドレスなどの脇あきをいいます。
プラケットは、着脱をしやすくしたり、また動きやすく
するために付けられることのほか、装飾的にも利用されます。
開きにはスリット(※1)、スラッシュ(※2)、ベント
などもあるが、男子服の場合には、特にシャツのそれに使われる。
「前立て」と俗にいい、裾まで完全に開いたもの、
シャツの途中で止められ、浅く(ロー)、半分(ハーフ)、深く(ディープ)
なったものなどの種類がある。
(※1)縦に細長く切る、縦に細長く入れられた割れ目のことで、
上着の袖口や裾、スカートやズボンの裾にあけられた長いあきのこと。
装飾的にあけることも多いが、スリムなシルエットのときに運動量を
加えるためにあける。
あき部分での重なりのないのが普通である
(※2)長い切り口、裂け目のことで、服飾用語としては、
肌や中に着たもの、裏地などを見せたり、別色の布をはめ込むなど
装飾的にあけられた切れ目のこと。
スリットの一種ではあるがスリットのように必ずしも縦長に
切られたものとはかぎらず、カーブがつけられたものもある。