ハンティング・キャップ
日本ではハンチングや「鳥打ち帽」と呼ばれる、
男性の代表的なスポーツキャップのこと。
ディーアストーカー(鹿狩り帽)と同じく、
本来狩猟目的で用いられた帽子であることが、
ハンティングキャップの名前の由来です。
前びさしのついた6枚はぎまたは8枚はぎで
作られた丸天井のものが一般的ですが、
中には1枚天井のパンケーキのような形を
したものや、タテ2枚はぎなど種類も多く、
後ろ尾錠の付けられたアイビーキャップ※
もハンティングキャップに含まれます。
また、ハンティングキャップに似た帽子型に、
大きめな前びさしが特徴的なカスケット(キャスケット)
があります。
※上部が一枚天井のハンチング型で、後部の尾錠留めが
特徴。生地は薄手のコットンかウールが使われ、
アイビー・ストライプ柄や小紋プリントのものが多い。