アッシ(厚司)

北海道、樺太、千島列島に住んでいたアイヌ民族独特の
伝統的な衣服のことで、オヒョウ、シナノキ、イラクサなど
植物の内皮繊維を用い織られており、魔除けのための
独特の呪術的文様が、刺繍や切伏せといった方法で、
施されています。
由来は、オヒョウをアイヌ語で「アツ」と呼ぶことより。

または、大阪特産の丈夫な厚手綿布のことを意味し、
これは、柔道着やのれんでおなじみな「刺子」とならび、
日本らしい素材のひとつ。