人の平均的な肩線の角度となる22~23度の傾斜よりも、
高い肩線(傾斜の少ない肩線)のことを「怒り肩」「上がり肩」といいます。
平均的な肩線を「並肩」、この「並肩」よりも、低い肩線の
ことを、「撫で肩(ローショルダー)」といいます。
肩先が上がった肩線は男性らしい体型ですが、強い「怒り肩」
は、つきジワの原因となり見た目にあまり良いものでは
ありませんので、肩パッドの厚みを薄く調整したり、
ジャケットを仕立てる際に怒り肩補正を行ったりして
調整することになります。
また、ハイショルダーは、肩パッドを厚く入れ、「怒り肩」の
ように見えるシルエットとした肩線のことをいう場合があります。