アーリーアメリカン
初期アメリカの開拓時代における風俗、建築様式、流行などをいう。質実剛健の気風が特徴で、ファッションにおいては素朴な農民服や昔風のウエスタンルックがイメージされる。
ローラ・インガルス・ワイルダーの自叙伝的な小説「大草原の小さな家」の舞台となったのが、このアメリカ開拓時代。お父さんは、労働用の丈夫な素材で作られ、機能的なポケットが付けられた「ファティーグ」というパンツ、色はカーキ、茶など汚れの目立たない色が多く、お母さんはエプロン・ドレスにペザント・スカートにショール、バンダナなどのアイテムに小花プリントのファッション・スタイルが思い浮かぶ。
すべてが質素だが、機能的そして丈夫な強い素材使いが特徴的。
※ウエスタン・ルック
米国西部のカウボーイ・スタイルにヒントを得たファッション。細身のジーンズやランチ・コート、カウボーイ・ハット、ウエスタン・ブーツなどを中心にした男っぽいスポーティ・スタイル。